本当にあった退職金の話

お金と老後のお困りごとコンシェルジュの
池田幸代です。

プロフィール2

サラリーマンにとって
退職金は老後の生活を考える中で
とっても重要なもの

 

それがあるかないかでは
大きく老後の在り方が変わってきます

 

 

今回、身近なところで起きた
退職金にまつわる事件をお伝えします。

 

四つ葉のクローバー

 

大きなお金を手にするということ

 

宝くじが当たると不幸になる人が多いと聞きます。
多分、お金を受け取るだけの器がないまま
大金を手にするからだと思います。

 

今までの堅実な生活が一変!
でも最終的にはゼロになる方が多いそうです。

実は退職金でも同じようなことがいえます。
旅行や欲しかったものを購入する。

 

気づいた時には年金をもらう前に
ゼロに近い金額になってしまう・・・

 
退職金は賃金の後払いの性格もあるため、
最近は給料の中に入れて月々払う給与形態を
入社時に決めるところもあります。

 
今までがんばってきたご褒美に
自由にしていいというご家庭もあれば、
しっかり何に使うかあてにしていることも。

 
でも大きな額であるが故に
夫婦間で話し合いが持てず、
振り込まれた口座にそのままになっている
ご家庭もあると聞きます。

 

せっかくなら
有効活用したいですね。

 

東証1

 

いきなり投資デビュー

デフレが長く続いたおかげで
投資には縁がなかった方が投資デビューするのも
注意が必要です。

 

いくらお金を眠らせないといっても
多額を一度に投じるのは
危険です。

 

相場というものは
常に上げ下げがあります。

 

アベノミクスになるからという
期待相場で急騰した時に投じた方は
「運用の天才かも」と感じたかもしれません。

 

それは
たまたま運がよかっただけです!

 

そのタイミングで投資したことは
評価できますが
そんなことは何度もあることではありません

 

 

ある人の場合こんなことが

ご夫婦ともにお仕事を持ち、
ご主人は70歳まで勤務されて
退職金を手にしました。

 
久留米市は固定資産税の納付が
5月末です。

 

4月納付の自治体もありますが
納付書が送られてきて奥さんに
土地の購入がバレてしまいました!


頻繁に不動産業者から電話があったのは
こういうことだったのか・・・。

あとは夫婦げんかが待っていました。
不動産を購入するのに
一度も現地に行かず、
温泉地の別荘を現金で即決!

 

業者には
おいしい素人のお客さまです!

 

 

気づけば請求書が・・・

誰でも1枚くらいは
クレジットカードを持っていると思います。

 

あると思うとどうしても
太っ腹になって
買ってしまうことがあるそうです。

 

 

特に男性の場合
おつきあいの中で
よく見せたい心理が働くのかもしれません。

 

奥さんからすると
必要ではないカード会社からの請求で
また夫婦げんかが勃発!

 

 

お金に対する話し合い

 

私が耳にした例の方々は
年収が1千万円を超えていました。

 

年金だけでも結構な金額を
受け取っていて
さほど退職金をあてにせずに
生活が成り立っているのでしょう。

 

せっかくのセカンドライフを
節約ばかりで過ごすのは
味気ないですね。

 

お金の使い方は人それぞれ。

選択肢の決定権は
自分の手の中にあります。

 

まだ退職前なら
ご夫婦で話し合い、有効活用できる
チャンスにあふれていますよ。

 

ひこうき雲

 


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