福は内、鬼も内

節分の日は厄を払う日だったはず・・・

 

人生で最悪の日で衝撃的な
節分の日を迎えていました。

この日はガンの摘出手術を受けて
義父が退院することになっていました。
しかし、受け入れが十分ではないため
別の病院に一週間だけお願いしていました。

本人は自宅に戻れると思いこみ、
大学病院や転院先で「帰る!!」といい
暴れる始末。

もともと認知症や精神疾患があるので
杖を振り回してすごい剣幕。
車から絶対降りませんでした。

どんなにお願いしてもムリでした。
帰ってきてもケアプランができておらず、
デイケアもお風呂も全く利用できないのに。
両親ともに要介護状態になっていて
自分のしたいことも、やらなくてはならないことも
すべてフタをしてきた自分がバカらしくなりました。

たった3日でいいから・・・
それを聞き入れてもらえなかったのです。

何のために受験をあきらめたのか・・・。

この日を境に考え方を改めました。

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介護のために犠牲になることをやめる

その当時、夫の両親は自分で通院をすることが
できませんでした。

すべての通院に付き添い、
車いすを使って移動をするため
各々別の日にひとりずつ受診していました。

ひどい時は一日に3か所、週に5日
受診することもありました。
それでも助けてくれる人はいません。
介護が大変な状況は変わりませんでした。

でも「介護をしているから、できない」ではなく、
「介護をしているけれども、やる」
方向転換することにしました。

司法書士試験は受験が難しくても
CFPなら1科目ずつでいいから
どうにかなるかもしれない。

決めたら行動に移すのは早いのです。
数日後に開講のCFPの実務講座を
さっさと申し込んでいました。

おまけだと思っていた
ファイナンシャル・プランナーが
いつの間にかひとつの心の支えになっていました。

それからはどんなに遠方であろうと
家を空ける日数が長かろうと、
おかまいなし!!

やりたいことはやるし、
行きたいところには行く。
すごい進歩です。

まるでくまモンとおなじ。
最初は「くまもとサプライズ!」のおまけで
思いがけず、ゆるキャラで大ヒットしたように。

 

 


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