終活と金融資産の関係

 

日頃どんな時に
印鑑をつかいますか?

宅配便の受け取りのとき、
保険の契約のとき。

 

最近は個人の場合は
サインで代用できることが
ふえてきました。

 

「銀行のキャッシュカードと通帳、
印鑑の中で何が一番大事ですか?」
と聞いたら、

 

ベテランの銀行員の方は
「印鑑かな」という
返答でした。

 

 

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銀行の窓口では

 

印鑑には大きく
認め印・銀行印・実印が
ありますね。

 

銀行の通帳には
印鑑票を貼らなくなりました。

 

その通帳だけの印鑑の場合もあれば
取引全部に統一して使う場合もあります。

 

本人だけが
どの印鑑なのか知っていて、
第三者にはわかりません。

 

これで、本人や家族になりすまして
多額の現金を窓口で引き出すことが
むずかしくなります。

 

銀行口座

 

 

きちんと把握できていますか?

 

そのご家庭で
金銭の管理や財産の管理は
担当や役割が違うと思います。

 

得意・不得意があるので
得意な方が担当すればいいのですが、
情報の共有は必要です。

 

本人に万が一のことがあれば
わからないことだらけです。

 

今は
自分のことを自分でできていても
だんだんそれが難しくなってきます

 

誰かにお願いしなくてはならない
ときのために
少し整理をしておくといいでしょう

 

たとえば
あまり使わない預金口座を解約する。

 

取引の印鑑や暗証番号などを
把握しておく。

 

リスクのある金融商品の割合を
減らしておく。

 

自分自身のことなら簡単にできることも
本人以外では難しいことがあります。

 

信頼のおける人にお話しておいたり、
これからの要望を書きとめておくのも
いいですね。

 

夕日

 

将来にすべきことはなに?

 

夫の両親と生活をしていて
どんなに老後の準備が大切なのかを
学ばせてもらいました。

 

ケガや病気で「ある日」を境に
できなくなることを
目のあたりにしてきました

 

 

実は老後に対する準備や
心構えがなされる前に
身体が不自由になってしまいました。

 

 

今ではきちんとした権限がなければ
親子や夫婦でも
定期預金の解約すらできません。

 

取引の印鑑を知らなければ
預金も引き出すことが
できません。

 

意思能力が低下した状態になると
財産が動かせなくて
支払いに支障をきたすこともあります。

 

 

当たり前にできていた
自分の名前を書く行為すら
できなくなることもあります

 

 

認知症はある日突然なるものでは
ありません。

 

徐々に進行して
気がついたら・・・
のことが多いようです。

 

そして手ごわいのは
本人が「ぼけていない」と
自分の言動を言い張ることです。

 

受け入れてもらわなくては
次へのステップに
進むことができません。

 

納得して受け入れてもらうことは
かなりのものです。

 

 

 

と言いつつも、
在宅介護をしている義理の母にも
認知症の症状がみられるようになりました。

 

新たな展開になりそうです。

 

 

 

やはり、しっかりした元気な時に
「これから、どうしたいのか」を
具体的にしておく必要を感じています

 

 

 

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