高齢者の定義がかわる!?

 

いま住んでいることころは

自治会イコール老人会

という地域です。

 

大きな家と田んぼや畑がある

田園地帯。

 

それでも親世代と同居する人は

少なくなりました。

 

 

 

 

 

先日の朝刊の見出しで

「高齢者は75歳から」と出ていました。

 

日本老年学会と

日本老年医学会からの提言ということです。

 

その日の夕方のニュース番組にも

取り上げられていました。

 

 

 

超高齢社会の到来

 

ここで、少し定義を

振り返ってみます。

 

世界保健機構(WHO)では、

65歳以上の人を高齢者と定義しています。

 

全人口に占める高齢者の割合が

7パーセントを超えると高齢化社会

14パーセントを超えると高齢社会

21パーセントを超えると超高齢社会

といいます。

 

日本では女性の3割は65歳以上、

高齢者は3461万人で27.3パーセント

(総務省の推計 平成28年9月15日現在)

 

 

日本はすでに

超高齢社会です。

 

 

 

もし、高齢者を75歳としたときには

13パーセントに半減します。

 

ただし、海外でも

60歳や65歳を高齢者とする国は

多いようです。

 

 

ただ「元気なお年寄り」だからといって、

簡単に年金や保険制度を

変えてしまう訳にはいきません。

 

 

 

 

学会の提言は・・・

 

65歳~74歳は准高齢者

75歳~89歳を高齢者

90歳以上を「超高齢者」

呼ぶのが妥当だとしています。

 

 

個人的にはいまの「後期高齢者」という

呼称のほうが好きです。

 

 

65歳~74歳は社会の支え手として

健康な間は仕事をしたり、

ボランティア活動の参加したりする

必要があるとのこと。

 

 

そう、似たようなニュアンスでは

「一億総活躍」という言葉も出てきた・・・。

 

地域包括ケアシステムへの移行に向けて

公助ではなく

自助・共助の考え方を確立するため?

 

 

2025(平成37)年には

団塊の世代が後期高齢者になります。

 

あと10年もしないうちに

「高齢者」のイメージが

変わるかもしれませんね。

 

 

 

 

将来はどんな方向に変わる?

 

今すぐに年金や雇用のシステムを

75歳とはできません。

 

 

いろいろな議論を経ていくべきと

TVでも報道されていました。

 

 

世の中の流れからすると、

支えられる側から支える側に

意識をチェンジするきっかけになりそうです。

 

 

私たちの思い描いている将来の姿も

見直しが必要かもしれません。

 

 

★書家 篠田桃紅さん

 

頭の片隅には

現在の価値観とは別の

「未来のシュミレーション」を

描いておくことも必要かもしれません。

 

 


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