「PPK」をご存知ですか?

お金と老後のお困りごとコンシェルジュの
池田幸代です。
昨日は日本FP協会福岡支部の活動で
筑後地区の運営委員になっていることから、
ボランティアで研修のお手伝いをしました。
昨年の今頃からどなたか講師のお願いする交渉を
始めていたので、一年がかりでした。
無事終わり、ほっとしています。
常に勉強を積み重ねています
ファイナンシャル・プランナーといっても
いくつか種類があり、AFPやCFP®は資格更新に
一定の学習単位が必要な資格です。
同じファイナンシャル・プランナーでも国家資格の
FP技能士は取得したら、資格更新はありません。
一定のレベルを保つために継続的な勉強を
しています。
ファイナンシャル・プランナーの内容は
主に6分野から成り立っているので、
専門分野や得意分野を持っていることが普通です。
そのため、いろいろな場所で行われる研修で
知識をふやす努力をしています。
介護保険制度の研修でした
私の場合、介護経験が長いことと
実家の母がケアマネージャーや調査員など
介護関係の職業だったことで知識は豊富です。
しかし、昨年は4月と8月の2度にわたる改正で
事業者の経営と利用者の費用負担に
難しい課題が出てきました。
事業者の経営の視点からみた介護保険の行方は
興味深いものがありました。
自分自身不動産賃貸業を経営している手前、
サービス付き高齢者賃貸住宅を建設するために
住宅メーカーの見学会に行きます。
これから先をみた時に「サ高住」が需要があるのか、
建設するだけのメリットがあるのかなど
参考にすべき点がいくつもありました。
介護の仕事に就いている方のほうが
「詳しく聞けて勉強になった」ようです。
PPKをめざす老後でありたい
「PPK」ということばをご存知ですか?
[ ピンピンコロリ ] のことです。
元気な老後を迎え、患うことなく
最後を迎える生き方のことです。
老後のことを考えたとき、老後の介護費用は
心配の種ですね。
日々高額な費用負担を強いらています。
団塊の世代が75歳になる2025年にむけて
「介護予防」に力を入れる自治体が増えています。
さらに2025年は地域包括ケアシステムも
動き出すことから、今以上に
元気で自立した生活が求められてきます。
元気であれば介護費用は安く抑えられます。
ある方に老後に向けての資産づくりまで
手が回らないというお話を伺いましたが、
健康への取り組みをなさっていました。
将来に向けての資産の形成も必要ですが、
失われた筋力はすぐには戻りません。
健康であることがより重要な資産である時代が
到来しています。