奨学金に新しい展開

 

12月に入って
そろそろ大学入試のことで
準備が本格的になってきましたね。

 

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奨学金返済の実情

 

家庭の事情で進学を諦めることなく、
学ぶことができることは
素晴らしいことだと思います。

 

学ぶチャンスが与えられる
奨学金の制度自体は
評価できるものです。

 

長い間続いてきたデフレのために
返したくても受取るお給料が低く、
奨学金を返済できないことが問題になりました。

 

たとえ正社員として採用されても
月々の手取りのお給料から
返済費用を捻出するのは
厳しいものがあります。

 

知り合いの娘さんは
「奨学金のために結婚できない」
と漏らしていました。

 

 

進む

 

 

新しい動きが・・・

 

2016年12月2日の
日本経済新聞の夕刊に
給付型奨学金の記事が掲載されていました。

 

低所得世帯の大学生に
返済不要の「給付型奨学金」を
2018年度から導入するというものです。

 

1学年あたり、
2万人程度を想定して、
月3万円を軸に給付することになりそうです。

 

現行の制度では、
無利子か有利子かの違いはあっても、
卒業後返済する仕組みになっています。

 

この給付型奨学金によって
返済額が低く抑えられると
学生にとってたいへん助かりますね。

 

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来年からの取り組み

 

2017年に大学に入学する人のうち、
児童養護施設出身などの学生は
先行実施されるそうです。

 

 

先行実施分については、
大学入学後4月に対象者を募集し、

夏までには給付を開始する
スケジュール。

 

年収に応じて返済額が変わる
「所得連動型返済制度」も
創設されるとのこと。

 

学生の負担軽減の動きに
期待したいですね。

 

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