思いこみにご用心!
念願のマイホームを手に入れるには、
気力・体力が必要ですね。
雑誌や本を読んだり、
土地や物件を探したり。
金融機関で
住宅ローンも組みました。
そうして手に入れた
マイホームが災害にあったら、
どうしますか?
そうしたときに役立つのが
「すまいの保険」です。
マイホームを持つと避けては
通れないものが
いくつかあります。
住宅ローンの契約をすると
借入期間分の火災保険の加入を
求められます。
地震保険はいわば
オプション的なものです。
★グランメッセ熊本
大きな災害がふえています
東日本大震災を経験してから
地震に対する認識が変わりました。
住宅ローンを組むときに
火災保険と合わせて契約する人が
増えているそうです。
私の住んでいる福岡県でも
4月に起きた熊本地震で、
改めて地震の怖さを知りました。
建物が壊れるのかと思う揺れでした。
そして、
何度も揺れてよく眠れませんでした。
残念なことに通常の火災保険では
地震・噴火・津波による損壊や
その火災による被害は保障されません。
契約できるのは
火災保険の30~50パーセントの範囲です。
地震保険は
被災生活の立て直しのための保険です。
そうした突然の被害でも
請求すれば
短い期間で支払われます。
困った時には
とっても助かりますね。
地震保険の特色
地震保険は単体では契約できません。
「建物」と「家財」とは別々の契約をします。
「建物」の契約プラス「地震保険」
「家財」の契約プラス「地震保険」
といった具合です。
契約できる保険金額は
最高火災保険の保険金額の50パーセント。
一方、火災保険では
100%の補償が可能です。
ただし地震保険の契約は
建物は5000万円、
家財は1000万円が上限です。
税金面では
地震保険料控除が受けられます。
大きな被害はないから大丈夫?
テレビの映像で流れていたような
半壊や全壊ではないし、
自宅の壁や室内の物に被害は
ありませんでした。
熊本地震から半年が経ち
私には「関係ない」と思っていました。
ところがです。
「一部損」に該当しました。
鑑定人は入念に
写真を撮って帰りました。
年払いしている保険の切り替えで
自宅の周囲を確認して
気づいたものでした。
もちろん同じような被害でも
建物の構造で該当しないことが
あります。
木造なら基礎部分にクラックがあれば
被害に該当するそうです。
しかし、鉄骨造のものだと
基礎部分のクラックは関係なしです。
外壁や窓のサッシに被害がないと
該当しないとのことでした。
風水害での保険請求は
よくあっても、
地震はめったなことではありません。
いま一度、よ~く建物の状態を
見てみましょう。
もしかしたら、
「一部損」に該当するかもしれません。
ご心配な場合、
代理店や保険会社に
お問合せをしてみてくださいね。