確定申告はお済みですか?

お金と老後のお困りごとコンシェルジュの
池田幸代です。
所得税や贈与税の確定申告のシーズンですね。
先日、確定申告を終え
取引銀行に申告書の控えとコメントを
お渡ししました。
バラバラ銀行に訪問されても困るので
「支店で一番をめざしてます」と言いながら
さっさと話を切り上げて帰ってきました。
会社員には関係ないこと?
確定申告は自分には関係ないと
思っている人は多いと思います。
ただし
1.2000万円超の給与
2.2か所以上からの給与
3. 20万円以上の副収入
がある人は申告の義務があります。
また、病気やケガで多額の医療費を支払った場合や
自然災害などで出費がかさんだ場合は
所得税が還付されることがあります。
医療費控除は申告した経験がある方は
多いと思います。
医療費控除
医療費控除とは
所得200万円以上の人は
医療費支払額から10万円を引いた額、
所得が200万円未満の人は
医療費支払額から所得×5%を引いた額、
が控除対象となります。
計算は家族ひとりごとに病院・薬局別に
計算していきます。
また、生命保険からの給付金や高額療養費なども
医療費からは差し引きます。
ここで忘れてはいけないことがあります。
それは
介護サービスでも医療費控除の対象になる
ケースがあることです。
たとえばデイケアだけを利用しても
医療費控除にはなりません。
しかし、デイケアと通所リハビリを利用すると
両方が医療費控除の対象になります。
注意点としては
領収書に「医療費控除対象額」の記載が必要です。
この記載がない場合、事業所に頼んで
記載のあるものを再発行してもらことに
なります。
こんな失敗もありました
入院が長期化し医療費がかかりました。
入院しているので大丈夫だと思っていましたが、
医師の「おむつ証明書」をもらっていないがために
おむつ代が医療費控除の対象になりませんでした。
このおむつ代は処分費を含んでいるので
1年間では数万円という数字になります!!
ああ~、残念!
今年我が家では
この医療費が100万円を超えました!
決して喜ばしいことではありません。
医療費のお知らせを見ると
入院1か月で、100万円くらいの請求額です。
いくら保険料を支払っているとはいえ、
毎月9割を誰かに支払ってもらっていると考えると
「ありがたい」と感じずにはおられません。
確定申告の期日は3月15日までです。
税金が戻ってきそうな方は
まだまだ間に合いますよ。