高齢期のリスクをみてみましょう
お金と老後のお困りごとコンシェルジュの
池田幸代です。
続けていって習慣にするのは難しいと
つくづく感じています。
そして、新しいことを取り入れたり、
学んだりすることも
大きなハードルを感じることが多くなりました。
幼児から高校生まで
英語をおしえる仕事もしています。
英語の中身よりは
学習習慣を身につけるお手伝いや
やる気を継続させることの方がメインです。
「できないこと」をやってみて
「できる」喜びを共有する
仕事だと思っています。
日々子どもたちから
チャレンジする勇気と
パワーをもらっています。
長生きリスク
昔のように長生きできなかった時代には
「長寿」はありがたいものだったでしょう。
でも今は長生きすることで不安を抱える
ことが多くなり、
「長生きリスク」と呼ばれることがあります。
ほかの教育費や住宅取得と違う点は
将来のことを見通すことが
難しいことにあると思います。
もちろん労働環境の変化や
景気の良し悪しで
思わぬ展開になることはあります。
「いつまで生きるのか」
「いつまで元気でいられるのか」
この不確定さが大きいのです。
そして、自分のセカンドライフの計画を
考えるというよりは
親の介護や相続をどうするのかもあります。
「老々介護」と「ダブルケア」
このブログを読んでくださっている方々の親御さんは
老後対して対策を練ってきた人は
少ないのではないかと思います。
中には老後は
「みてもらって、当たり前」という考えを
持っている親御さんも多いでしょう。
長寿社会を迎えて想定しなかった
「老々介護」が多くなりました。
そして、晩婚化で子育てと介護が重なる
「ダブルケア」も増えています。
残念ながら私の場合は
ダブルケアと老々介護のどちらも
経験しそうな雲行きです。
子どもの自立と扶養
おかけさまで子どもたちは社会人になりました。
社会人一年生の今年は「大学5年生」があると
感じています。
ご家庭で違うでしょうが、
引越し費用、スーツや車の購入など
大学の授業料以上の支出がありました!
自宅外での通勤なので、手残りが少ないため
いまだに「買ってもらおう」という
姿勢にあきれています。
若者の晩婚化や非婚化、
非正規雇用の増加は
子どもの扶養期間が長くなるのです。
冗談ではなく
「金食い虫をどうにかしたい」
我が家の頭の痛い課題です。
人ごとではなく
現役時代に不測の事態に陥ってしまったので、
経済基盤の拡充と新たなリスクへの対応が急務です。
高齢期に向けて
きれいごとで済まされない
老い支度が待ち受けているようです。